本年3月29日付で、当オフィスでは対面サービスを休止し、その代替サービスとしてオンラインサービスの提供を開始することに致しました。その理由と趣旨について、当オフィスの利用をお考えの方にも広くお知らせする必要があると判断し、以下に公表いたします。
対面サービスの休止と、オンラインサービスの開始に関するお知らせ
2020年3月29日
東洞院心理療法オフィス
いつも当オフィスをご利用いただき、ありがとうございます。
本年2月23日、当オフィスの「新型コロナウイルス感染症の当オフィスの対応方針」を発表いたしましたが、その後の状況変化を踏まえ以下の対応を取ることにいたしました。
当オフィスの対面サービスを当面休止いたします
前回の方針発表以降、都市部を中心に感染の拡大傾向が続いており、当オフィスの利用者が主に在住されている京阪神地区においても、感染源不明の市中感染例が急速に増加しはじめております。
これまでも当オフィスでは、感染リスクを下げるための対応を取って参りましたが、密室での近距離での会話を行って提供されるサービスの性質上、当オフィスを介して感染が生じる可能性はゼロには出来ず、市中感染の増加にともなって、当オフィスでの相互感染のリスクも少しずつ高まってきております。
一方、私たちセラピストは医師として医療機関でも勤務し、多くの高齢者やハンディキャップを負った方々の診療にあたっております。その方々に私たちを介して感染が生じさせることは、絶対に避けねばならないとも思っております。
この、医師として感染の媒介者になってはいけない、という思いと、当オフィスの利用者の方々のご期待に添いたい、という思いの間で、これまで私たちは悩んできました。しかし最近の感染の急激な広がりを見る中で、医師としてはこれ以上対面サービスを継続してはいけないという思うようになり、市中感染が一定制御されるようになるまで、当オフィスの対面サービスを一時的に休止する決断をいたしました。
私どもにとっても苦渋の決断でありますが、何よりご利用いただいている皆様に大きなご不便をおかけすることをとても心苦しく思っております。ただ公衆衛生的な危機が眼前に迫っていることをご理解いただき、ご容赦賜りますようお願いいたします。
代替手段としてオンラインサービスを導入します
ただ皆さんへおかけするご不便を少しでも緩和するために、休止期間中の代替サービスとして、オンラインサービスを導入することにいたしました。
これは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで利用可能な、オンライン通話システム(SkypeやZOOMなど)を利用して、皆様にセラピーやスーパービジョンを提供するサービスです。
このオンラインサービスは、これまで一部の方を対象に試行的に実施しておりますが、現在までの経験では、対面サービスでのような細やかなコミュニケーションは望めないものの、セラピーやスーパービジョンのプロセスを展開させるために十分なコミュニケーションは可能だと感じております。
皆様のご期待に完全に添えるものではありませんが、もし対面サービスの休止にあたり、代替サービスの利用をお考えの場合には、このオンラインサービスについてもご検討いただければ幸いです。
資格認定のために利用されている方へ
なお、専門団体の資格申請を目的として当オフィスを利用いただいている方については、今回の対面サービス休止に際して不利益が生じないよう、最善の対応を取らせていただきます。この点については各団体のオンラインサービスに関する指針が異なりますので、個別に相談させていただきます。
皆様にはご負担をおかけすることになり大変恐縮ですが、ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。